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チャレンジ精神でだれもやらないことをやる

誰もやらないことをやるチャレンジ精神

精密機器の技術者たちは、自分の設計を活かした製品づくりをするというモチベーションをもって仕事を日々しています。
「はやぶさ」に代表されるように、日本はアメリカなどに比べて圧倒的に少ない資金力で、技術力を磨いていくことが得意な国です。お金がないなりに、頭を使ってよい良いものを、人の喜ぶものをチームでつくりあげていくという達成感ももちろんあるでしょう。
探査機「はやぶさ」が惑星イトカワに無事到達できたのは、数々の困難に遭遇しながらも、それを修正できる地上部隊の優秀な技術力にあったといいます。ロケットの開発や部品にお金をかけることが出来なくても、ミッションをやり遂げることができたのは、技術者たちの粘り強さであったりチャレンジ精神が根底にあったことは想像に難くありません。

ものづくりはチャレンジ精神にあり 

下町ロケットに代表されるように日本の町工場が脚光を浴びるのは、やはり技術力で勝負が出来るということが根底にあるからなのでしょう。
東京の墨田区には、世界的にも有名な町工場があります。全く痛みを感じないほど細い、医療用の注射針を作ったことで脚光を浴びた会社ですが、その他にもロケットの先端部や、アーティストの特殊デザインのオブジェなどを製造しています。他ではできない、特殊な金属パーツの加工に特化したことで、世界中から受注がきている工場です。
「誰もやらないことこそやろう」という社長のチャレンジ精神が、会社をここまでにしたことは明らかです。
精密機器自体は機械ではありますが、その製造過程には、手作業でのこだわりがつまっているのです。


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